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四国中央市で7月開催「書道パフォーマンス甲子園」に向け “揮毫用紙”の裁断作業

2024年5月23日 16:05
四国中央市で7月開催「書道パフォーマンス甲子園」に向け “揮毫用紙”の裁断作業

こちら、全長300メートル、重さ300キロの紙なんですが、あるものに使われるものなんです。紙のまちで開かれる、あの甲子園に向けて準備が進んでいます。

けさ、愛媛県四国中央市の体育館に市の職員およそ20人が集まりました。

職員:
「けがをしないようにお願いします。紙がめちゃくちゃ重いので足の上に落とさないように」

運び込まれていたのは重さがおよそ300キロ、300メートルの大きなロール紙。台車に乗せて6人がかりで運びます。

きょう四国中央市で行われたのは、7月28日開催の「書道パフォーマンス甲子園」で使う揮毫用紙の裁断作業です。しわが付かないよう紙を丁寧にのばしながら、特製のカッターで4メートルの長さに切り分けていきます。

職員:
「算数で習う三平方の定理を使って、紙に対する切り口を直角で取れるように3メートル、4メートル、5メートルを測って紙に対して90度のカッターの通り道を決めれるように進んでいます。」

慎重に進めていく作業ですが、時には。

職員たち:
「ちょっとずれてますね、早くもずれてますね」
「あーこれは致命的」
「穴空いた?」
「穴空いた」
「練習用やな」

きょうの作業では、かつて書道パフォーマンスに出場した経験がある新人職員の姿も。

書道パフォーマン甲子園振興室1年目 徳重朝美さん:
「想像より紙がでかくて大変でした。普通のカッターと違って長いカッターだったので、ちょっと緊張しました」

書道パフォーマンス甲子園振興室 守屋伸康室長:
「準備万端整えて、今年も日本一の書道パフォーマンスを決める大会になるようにしたいと思いますので、選手のみなさんも全力でぶつかってきてほしいなと思います」

きょうはロール紙3本を裁断し、予備や練習用を含めて184枚の用紙を作りました。大会では、2枚を貼り合わせた大きさで使われるということです。