“早生ミカン”の季節到来!今年は少雨で糖度高く 出荷量は去年の2割増に【愛媛】
早生ミカンの季節がやってきました。非常に食べやすいおいしいミカンに仕上がっているということです。
24日、宇和島市吉田町のみかん研究所で行われた「早生みかん果実コンクール」は、果実の出来を競うことで、早生ミカンの品質向上や消費拡大を目指そうと、JA全農えひめが毎年開いています。
24日は県内の柑橘農家から88点の早生ミカンが出品され、県の担当者やJA職員などが果実の色や形、糖度や酸味のバランスを審査しました。
審査の結果、最高賞となる愛媛県知事賞には八幡浜市の河野昭信さんの早生ミカンが選ばれました。
今年の早生ミカンについて、みかん研究所の藤原文孝所長は、「9月10月に雨が少なかったことでかなり糖度の乗りもよくなり、非常に食べやすいおいしいミカンに仕上がっています」と話していました。
県内の早生ミカンの出荷は11月に始まり、県内のJAでは温州ミカンの出荷量を去年より2割ほど多いおよそ5万600トンを見込んでいるということです。