災害で停電…避難所に電力を届けます! 太陽光発電で電気自動車へ給電 伊予市役所に設備が完成
災害時に備え、太陽光で作った電力を電気自動車に供給する設備が伊予市役所に完成し、本格的に運用が始まりました。
伊予市役所に設置されたのは、24台の太陽光パネルで作った電気を電気自動車に供給する充電ステーションなどです。
きょうは開設式が行われ、武智邦典市長らがテープカットで運用開始を祝いました。
伊予市は、災害で大規模な停電が起きた際に避難所などへ電力を届けるため、市内の企業と連携して、蓄電池として使える電気自動車の普及を進めています。
事業費は全額、伊予市出身のソフトバンク・宮内謙特別顧問からの寄付金が活用されています。
電気自動車1台につきスマホ1000台以上の充電が可能で、伊予市は今後、地元企業での電気自動車の普及に加え、公民館や学校などでの蓄電・充電システムの整備を進めたいとしています。