人手不足が深刻…建設業界の人材確保へ 高校生が工事現場で最新技術を体験【愛媛】
高校生が建設現場を見学
高校生に建設業界の魅力を知ってもらい若い人材の確保につなげようと、体験会が開かれました。
愛媛県新居浜市で開かれた建設業の魅力体験会には、新居浜工業高校の1年生およそ160人が参加しました。
この体験会は、新居浜建設業協同組合が、若い世代に建設業界の仕事に興味をもってもらい人材の確保につなげようと開催しているものです。
生徒たちは国道11号・新居浜バイパスの工事現場で、事前に情報が入力された測量機器の位置情報を使い、道を自動で整地する建設機械に乗るなどして最新技術に触れました。
参加したある生徒は「人の手で行う事がなくなっていくのではないかと感じました。感謝しながらいつも自転車で走りたいと思います」と話していました。
新居浜市の建設業の有効求人倍率は、9月時点で11.74倍となっていて、組合によると深刻な人手不足が続いているということです。