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「ちゃんと伝えていきたい」東日本大震災発生から13年…犠牲者の追悼と復興へ祈り【愛媛】

2024年3月11日 18:06
「ちゃんと伝えていきたい」東日本大震災発生から13年…犠牲者の追悼と復興へ祈り【愛媛】

東日本大震災の発生からきょうで13年が経ちました。

きょうの県内は、犠牲者の追悼と被災地復興への祈りがささげられた1日となりました。

四国霊場51番札所、松山市の石手寺では東日本大震災の発生時刻、午後2時46分に合わせ、黙とうがささげられました。

石手寺では、毎年3月11日に震災の追悼法要と復興祈願が行われています。

きょうは福島と宮城から避難している被災者ら8人と地域のボランティアなどが参加しました。

福島県双葉郡から避難している澤上幸子さんは「時は流れてはいますが、帰還できないので何年経っても同じだなと」と話しました。

また、福島県南相馬市から避難している益山哲雄さんは「福島に戻りたい気持ちもありますが、地域が崩壊している中に帰ってどうするかなと」思いを語りました。

同じく福島県南相馬市から家族4人で避難してきた渡部寛志さんは、2012年5月にNPO法人「えひめ311」を立ち上げ、若い世代を中心に東日本大震災を語り継いでいます。

渡部さんは「2011年に起きた出来事というのはちゃんと伝えていきたいし、自分のこととして、自分のこれからのこととして考えてほしい」と話しています。

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