日本の「伝統的酒造り」ユネスコ無形文化遺産登録で 県酒造組合が祝賀イベント
日本の「伝統的酒造り」がユネスコ無形文化遺産に登録されたことを受け、県酒造組合が祝賀イベントを開きました。
5日夜、松山市内の地酒のアンテナショップでは県酒造組合の関係者が鏡開きをして、日本の「伝統的酒造り」のユネスコ無形文化遺産登録を祝いました。
石鎚酒造製造部 越智萌々星さん:
「今回登録されたということで、毎日自分がやっている仕事に対してすごく価値を感じますし、これからもっと広めていけるようにも頑張っていきたいと思います」
県内には34の蔵元があり、県酒造組合によると、県内で作られた日本酒の輸出額は昨年度2500万円と5年前の1.9倍に増加し、その6割が台湾に輸出されているということです。
愛媛県酒造組合 越智浩理事長:
「先人が培ってきた酒造りの技術、知識そういったところが評価されてのところだと私は思いますので、知識と技術を私どもも継承して、また発展させて革新させて後継者につないでいきたい」
組合では、地酒と合う県産食材の提案や県内の蔵元だけが使用できる「さくらひめ酵母」を使った商品でブランド力を高めるなど、愛媛の地酒の販路拡大と知名度アップに努めたいとしています。