鬼北町で住民主体の防災訓練 臨時災害FM実験局も開設
愛媛県鬼北町で、住民が避難所の開設や運営に携わる防災訓練が行われました。
この日の訓練では、町内の近永地区から参加した住民らが、段ボールベッドやテントの組み立てるなどして、主体的に避難所を運営する必要性を学びました。
また、災害時の情報伝達手段として、町役場に臨時の災害エフエム放送を想定した実験局が開設されたほか、テレビやラジオ放送に先行して緊急情報を伝えることができる「第2ワンセグ」を用いた訓練が行われました。
「第2ワンセグ」は、ワンセグを2つに分けて、別々の番組を放送するもので、訓練では避難所運営の様子が映し出されました。
第2ワンセグ放送を見た住民:
「情報がいろいろ入ってきて、そういった意味ではとてもいいと思います」
鬼北町では住民参加型の防災訓練と合わせて、さまざまな情報技術を防災に役立てたいとしています。
最終更新日:2024年12月4日 12:16