松山市の幼稚園で56年間続く名物!“巨大な雛飾り”でひなまつりをお祝い
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きょう3月3日は桃の節句、ひなまつりです。松山市内の幼稚園では50年以上続く名物とともにひなまつりをお祝い。
「あかりをつけましょぼんぼりに、お花をあげましょ桃の花」
松山市の勝愛幼稚園では、きょう3月3日のひなまつりに合わせてひなまつり会が行われました。集まったおよそ450人の園児たちの前に設置されたのは…開園以来56年間続くひなまつりの名物、巨大な雛飾り。
年長の園児が段ボールや色紙で作った大きなひな人形をはじめ、およそ300体の手作り人形がステージを彩ります。
年中さん:
「お内裏様。お目目がシール」
Qどんなお人形さん作りましたか?
年長さん:
「三人官女」
「お内裏様。かっこいいやつ」
そして…お内裏様や三人官女に扮した先生たちが登場。
「お内裏様が持っているものはこのバラであっているか。〇か×か?さんはいっ!バツー!」
園児たちは雛飾りに使われる道具のクイズにチャレンジしながら、ひなまつりの由来を楽しく学んでいました。
桃の花が咲く季節でもある桃の節句。気になる春の花は…
水口気象予報士:
「松山市の城山公園です。お堀沿いの梅もようやく咲きそろってきました。そしてこの通り沿いには早咲きのサクラも植えられているんですがだいぶつぼみが濃くピンク色にかわってきて数輪、花が開いているものありますね」
こちらは早咲きのサクラ、ツバキカンザクラです。ここ数日の暖かさが後押ししたのか雨上がりの中、うすいピンク色の花が5、6輪咲き始めていました。
例年2月末から3月はじめにかけ開花し、3月中旬に満開を迎えるツバキカンザクラ。公園を管理している松山市によると、今年は長引く寒さで開花が遅れていましたが、このまま暖かい日が続くと1週間ほどでさらに花の数が増えるのではということです。