バスのドライバー不足解消へ 全国初のレベル4自動運転バスを国交相が視察
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バスのドライバー不足の解消などを目的に伊予鉄バスが全国で初めて導入した、運転手を必要としない自動運転バスを国土交通大臣が視察しました。
伊予鉄バスは去年12月に、全国で初めて自動運転「レベル4」の路線バスの運行を始めました。
レベル4は、場所や速度など特定の条件の下での自動運転が可能で、ドライバーがいない状態で運転ができます。
伊予鉄バスではドライバー不足の解消などを目的に、この自動運転バスを高浜駅と松山観光港を結ぶ路線で運行していて、おととい、中野洋昌国土交通大臣が視察しました。
中野大臣は担当者から、カメラやセンサーで障害物を認識していることなどの説明を受けた後、実際に試乗して乗り心地などを体感していました。
中野大臣:
「人間が運転しているのとあまり変わらないような形で、非常にスムーズな乗り心地ですごくびっくりしています」
伊予鉄グループ 清水 一郎代表取締役社長:
「これだけ今地方の運転士不足、困っている状況ですのでレベル4の技術を海外に負けずどんどん進めて、国家プロジェクトでどんどんやって頂きたい」