フレンチのフルコースで愛媛食材をPR!愛媛とフランスのシェフが京都で食事会開催
今年、グルメをきっかけに愛媛との結びつきが強まったのが美食の国・フランスです。フレンチのフルコースで愛媛の食材をPRしようと、食事会が京都で開かれました。
11月、京都市の平安神宮会館で開かれたのは。
石井シェフ:
「愛媛を再現した料理を作っていこうと思っています。偶然(フレデリック氏と)同い年で」
愛媛県大洲市などにある「NIPPOINIAHOTEL」を経営するグループの総料理長・石井之悠シェフと、フランスを代表するフレンチシェフ、フレデリック・ジョノー氏による食事会です。
フレデリックシェフ:
「このように知事をパリにお迎え出来てうれしく思います。たくさんのバイヤーを集めました」
フレデリックシェフは、「misho」というブランド名で県がEU諸国に売り込みをかける、河内晩柑のアンバサダーに任命。
日本・フランス双方で食事会などを開くなど、「misho」や愛媛の食材のPRを行っています。
大洲のNIPPOINIAHOTELなどで腕を振るってきた石井シェフ。メインの伊予牛のロースのほか、鬼北のキジや伊予美人、ミカン鯛など愛媛の味をふんだんに使いました。
しかし、デザートを前に、フレデリックシェフと何やら言い争っている様子…。
石井シェフ:
「デザートの前に挨拶に出ろとずっとフレデリックが言ってて、いや普通日本だとデザートが終わってから挨拶するもんだ、待てと言っても頑として聞かずにめったにないんですけど」
フレデリックシェフ:
「デザートの前に1つサプライズがあります」
ゲストで訪れていたプロシャソンシェフに突然、マイクを渡します。フレデリック氏も頭が上がらないフレンチ界の最高権威の1人です。
プロシャソン会長:
「きょうはサプライズで石井シェフにフランス料理アカデミーからメダルを贈りたいと思います」
フランス料理アカデミーが認めた一流のシェフだけに贈られる「シュバリエ」のメダルを授与。食事会は大成功で終わりました。
石井シェフ:
「パワーのある野菜を使わせていただいてるんで、きょうはそのポテンシャルを京都の人、県外の人に知っていただいてよかったなと」
フレデリックシェフ:
「愛媛の肉や魚や、misho(河内晩柑)など素晴らしい食材を調理できてうれしかった。アイラブ愛媛」