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漁師の仕事への理解深めて 中学校で出前授業 キジハタの稚魚を放流

2024年10月30日 11:06
漁師の仕事への理解深めて 中学校で出前授業 キジハタの稚魚を放流

中学生に漁業の魅力をPRです。

29日、新居浜市立北中学校で開かれた出前授業。講師を務めたのは、現役の漁師です。

愛媛県青年漁業者連絡協議会が、地元の漁業や水産物に親しみを持ってもらおうと企画しました。

授業では生徒たちが、8センチほどに育った「キジハタ」の稚魚、およそ120匹を放流しました。

キジハタは別名「アコウ」とも呼ばれる高級魚で、県内でも年々漁獲量が増えています。

生徒:
「元気に育ってくれたらいいなと思いました」

県によると、去年の県内の漁業就業者数は4761人で、5年前と比べ2割以上減少しているということです。

県青年漁業者連絡協議会 近藤高行会長:
「1人でもいいので漁業者・後継者として携わってくれる人が出てきてくれたらなと」

きのうは漁業について学ぶ座学も行われ、生徒たちは漁師の仕事への理解を深めていました。

最終更新日:2024年10月30日 12:20