消防団の預金口座から113万円あまり横領 松野町の30代男性職員を懲戒免職
消防団の預金口座から113万円あまりを横領。愛媛県松野町が男性職員を懲戒免職としました。
松野町 坂本浩町長:
「誠に申し訳ありません」
懲戒免職の処分を受けたのは、松野町防災安全課の30代の男性職員です。
松野町によりますと、男性職員は去年3月から12月にかけて、自身が管理を担当していた松野町消防団本部の預金口座から、およそ20回にわたり113万円あまりを引き出し、横領したということです。
先月、職員の上司が「職員が金銭的に困っている」という噂をもとに通帳を確認したところ、不正な出金が確認されました。
横領した金は、男性職員がギャンブルに流用していたとのことで、町はきのう付けで懲戒免職処分にしました。
町の聞き取りに対し、男性職員は「周囲の方に迷惑をかけ、役場の信用を失墜させて申し訳ありません」と話しているということです。
なお男性職員は、横領した全額を返済していて、町は通帳と印鑑を別の職員が管理するなど再発防止を徹底するとしています。