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全38試合分の1に過ぎない?J3リーグ白星スタートで FC今治・服部年宏新監督が語る“開幕戦勝利”の意義とは

2024年3月1日 18:54
全38試合分の1に過ぎない?J3リーグ白星スタートで FC今治・服部年宏新監督が語る“開幕戦勝利”の意義とは
FC今治の服部年宏新監督

いくつもの修羅場を潜り抜けた経験がそうさせるのだろう。開幕を前にFC今治の服部年宏新監督は落ち着いた表情で質問に答えた。

J3リーグ全試合38試合のうち、開幕戦は38分の1なのか。それともそれ以上の価値があるのか。

「38分の1です」
「成績上位2つのストレートイン(自動昇格)をまず狙うが(プレーオフ出場)6位以内も考えてやるときはあるかもしれない。最初勝てる方がもちろんいいが、昨年の愛媛FCで言えば開幕戦で負けても昇格出来たこと考えると、そこ(開幕)だけが全てじゃない。年間通してのリーグ戦なので」と続けた。

果たしてその開幕戦は相手ガイナーレ鳥取にシュート1本しか打たせず1-0の快勝。惜しむらくは追加点が欲しかったが、それでも新監督の船出は白星となった。

「前半から相手に持たれたので、諦めて守備に切り替えた。後半含めて最終的にシュート1本しか打たれてないってことは全員が頑張ってくれた」

開幕戦前に選手たちに伝えていた言葉

7番 山田貴文を中心にした前線からの守備が功を奏し、相手の決定機はほぼゼロ。

「試合前にサポーターに勝ちたい気持ちを見せろと(選手たちに)言った。俺が会見で相手の方が勝ちたい気持ちが強かったですと絶対言わすなと」

いつも冷静沈着な服部監督も初勝利後の記者会見は笑顔で締めくくった。

「ある取材で(開幕戦は)38分の1ですと言い切りましたが…とはいっても今日の勝利は一歩目二歩目が出やすい勢いが付く勝利だと思う。昇格へ向けて大切な勝ち点3になりました」

次節(3/3)はJ2から落ちてきたツエーゲン金沢とのアウェイ戦。
序盤の試金石となる一戦だ。