新酒の「初しぼり」で神事 多度津町の酒造会社
今年秋に収穫された新米で仕込んだ新酒の「初しぼり」にあわせて、香川県多度津町の酒造会社で神事が行われました。
多度津町にある酒造会社の工場で行われた神事には、製造の責任者などが出席し、良質な酒の生産と作業の安全を祈願しました。
香川県産の酒米「オオセト」を先月(10月)20日に仕込み出来上がった今年の新酒は、ここ5年で最も辛口で、旨味と酸味が調和した仕上がりになったということです。
こうした日本酒などの「伝統的酒造り」は、来月(12月)の最終決定を経て、ユネスコ無形文化遺産に登録される見通しとなっています。新酒の「初しぼり」は23日から販売され、香川と岡山の他、関東や関西方面にも出荷されます。