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平安時代末期の「阿弥陀如来坐像」焼失か 坂出市の与島で寺の本堂など全焼

2025年2月6日 16:39
平安時代末期の「阿弥陀如来坐像」焼失か 坂出市の与島で寺の本堂など全焼

昨夜坂出市の与島にある寺で火事があり、本堂などが全焼したほか、
安置されていた市指定文化財の阿弥陀如来坐像1体が焼失したと見られています。

きのう午後9時30分頃坂出市の与島で「法輪寺が燃えている」と
近隣の住民から消防に通報がありました。

火はおよそ3時間半後に消し止められましたが
この火事で木造平屋建ての本堂が全焼するなど
あわせておよそ294平方メートルが焼けました。

寺には人が住んでおらずけが人はいませんでしたが
市の有形文化財に指定されている木造の阿弥陀如来坐像1体が焼失したとみられています。

坂出市によりますと阿弥陀如来坐像は平安時代末期のものと推定されていて
本堂に安置されていたことから市が今後、状況を調査すると共に
警察と消防で詳しい火事の原因を調べています。

最終更新日:2025年2月6日 16:41
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