テロ対応訓練　万博や芸術祭など大規模イベント開催を前に

　大阪・関西万博や瀬戸内国際芸術祭などの大規模イベントの開催が迫る中、テロへの備えを万全にしようと、香川県警が関係機関と連携した対応訓練を行いました。

　香川県三豊市の宝山湖OKURAボールパークでは、警察やサッカーJ3カマタマーレ讃岐から、あわせておよそ40人が参加し、サッカーの試合中会場の周辺を不審な車がうろついているとの想定で行われました。

　警察やクラブのスタッフが警戒を強める中、選手達が観客を安全な場所へ誘導。その後、車から出てきた刃物を持った不審者を取り押さえるまでの手順を確認しました。

（香川県警察本部外事課　岩部博文次長）「関係機関、民間のご協力を頂きながら訓練を進め、県民の安全安心を守っていきたい。」

　世界情勢が緊迫化する中、県警などはこうした訓練を通じて連携を深めながら、テロの水際対策に力を入れたいとしています。