乳児の遺体を自宅に遺棄　逮捕の女を送検

　女の赤ちゃんの遺体を高松市内の自宅に放置していたとして、死体遺棄の疑いで逮捕された21歳の女の身柄が今朝（20日朝）、検察庁に送られました。

　高松市屋島西町の無職、豊嶋美琴容疑者は、今年1月頃、0歳とみられる女の赤ちゃんの遺体を自宅のクローゼットに放置していたとして、一昨日（18日）逮捕。身柄が今朝、高松地方検察庁に送られました。

　警察と香川県によりますと、豊嶋容疑者は幼い長男と長女の3人暮らし。先月14日、虐待の通報があり、児童相談所の職員が複数回、容疑者の自宅を訪問していました。その後、子ども2人を一時保護する必要があると判断し、一昨日、警察官と訪ねたところ、豊嶋容疑者が「赤ちゃんの遺体がある」と話して事件が発覚しました。

　また、遺体について「自分が産んだ」と話していて、警察は、遺体は豊嶋容疑者の長女と見て、赤ちゃんが死亡した経緯についても詳しく調べています。