ことでん 車両データ改ざん 明らかに
鉄道車両の車輪の組み立てをめぐるデータ改ざんが全国で相次いでいる問題で、ことでんの車両でも
データの改ざんが明らかになりました。
ことでんの発表によりますと、保有する80両のうち31両で車輪と車軸を組み立てる際の圧力が目安の値を
外れていたということです。
いずれもJR東日本の子会社「総合車両製作所」に委託して組み立てを行っていた車両で、今月27日この業者から社内調査でデータの改ざんが判明したと連絡があったということです。
ことでんは今月24日の四国運輸局への報告で「問題はなかった」としていましたが、きょう修正して再度、報告しました。
ことでんによりますと、定期検査などで車両の安全性は確認されているとして今後も通常通り運行する予定で業者に対しては再発防止の徹底を求めることにしています。