真夏日の中でビールやバーベキュー 気温上昇で熱中症警戒 札幌でクーリングシェルター設置へ
(山岡記者)「今日は日差しが強くとても暑いです。そんななか入る海は気持ちいいです」
暖かい空気が流れ込み、気温が一気に上昇した北海道。
いよいよ海水浴シーズンが到来しました。
毎年、道内一の利用者数となる「おたるドリームビーチ」が28日にオープン。
(園児)「楽しいー!」
透き通った海におおはしゃぎの園児もいればー
札幌から来た親子も海を満喫しています。
(女性)「毎年必ず来るので。海大好きです。夏しか勝たんと思っています」
なかには海に向かって走る高校生の姿も。
これは青春の1ページに刻まれるかもしれません。
一方、こちらは大人の楽しみ方。
海には入らず、まずはビールで乾杯です!
(男性)「まず外を潤すんじゃなくて、中(のど)を潤さないと。そりゃ最高でしょ」
(山岡記者)「小樽ドリームビーチの今の気温は27.2℃を指しています。まさに海日和です」
小樽は昼過ぎに27.2℃まで気温が上昇し、訪れた人にはうれしい「海開き日和」となりました。
(ドリームビーチ協同組合 宗像海介理事長)「安全を最大限確保しつつ、みなさんが日常を忘れて楽しめる海水浴場にしたい」
この暑さは道内各地でも・・・
帯広や北見では30℃を超える真夏日に。
31.6℃となった北見では、真夏日の中でもバーベキュー!
帽子をかぶるなど暑さ対策をしながら楽しんでいました。
(男性)「この天気を待ち望んでいました」
札幌でも29.1℃を観測するなど、道内全域で厳しい暑さとなりました。
(栃木から来た人)「もう少し(北海道は)涼しいかなと思いました」
(札幌市民)「こんなに暑かったっけって毎年思います」
この暑さの中、賑わいをみせていたのがー
(客)「いちごとチョコにしようかな」
(客)「塩キャラメルのシングルにしようかな」
今月、札幌市内にオープンしたばかりのジェラート店です。
こちらの店では当別町の農産物を使ったジェラートを販売しています。
(uni 濵屋幸佑店長)「きょう出ているのだと、イチゴやミントは当別町産のものを使っています」
特にイチゴのジェラートが人気だということです。
(兼子アナウンサー)「この冷たさがしみわたりますね。生き返る感じがします。おいしい。このイチゴ、味が濃いですね。フルーツのイチゴを丸かじりしているような、味が濃い!」
(客)「おいしい。きょうすごい暑いので、涼しいものを食べたいと思って来ました」
(客)「当別町に昔、店があったので、もう(味は)全部制覇しています。暑いからおいしいです。しみわたります」
今後も厳しい暑さが予想される中、熱中症対策も必要です。
札幌市では、市が指定した図書館や区民センターなどを、暑さを避けるための場所として来月1日から利用することができます。
(札幌市 中央図書館 今堀永さん)「もともと本を見るのは自由なので、自由に来てください」
一気に気温が上昇した道内。
この週末も広い範囲で真夏日予想となっていて、十分な暑さ対策が必要です。