白菜や長ネギ 鍋物野菜が値下がり 猛暑で高騰もお手頃価格に 特設コーナーも 北海道
肌寒い日が続き、温かい鍋料理が食卓にあがることも多くなるのではないでしょうか?
鍋に欠かせない白菜などの葉物野菜は、一時期高騰していましたが一転お手頃価格になっています。
その背景はー
白菜や大根、ジャガイモなどの野菜がたっぷりと入った鍋。
バターを豆乳スープで溶かしていただきます。
(金澤記者)「バターと豆乳のまろやかさに、白菜やダイコンといった野菜の甘みがとてもよく合います。食べると体が温まる、この時期にぴったりの鍋です」
札幌・狸小路の鍋料理店です。
ことしの夏は猛暑による野菜の高騰に苦しんだといいますがー
(発酵ダイニングぽんぽこ亭 吉川精一さん)「ことしは夏暑かったので、物によっては上がっていたものもあるのですが、お鍋に使う野菜は比較的安定しているので安心しています」
札幌市によりますと、ことしは夏から秋にかけ猛暑の影響で葉物野菜の価格が去年の2倍近くまで高騰したということです。
しかし、気温が下がり野菜の収量が安定したため、白菜は前の月に比べ41.2%、長ネギは15%安くなりました。
(金澤記者)「札幌市東区の青果店では店頭の目立つところに白菜を陳列して、鍋に使う野菜をアピールしています」
この店では、白菜や長ネギなどの鍋野菜がお手頃になったことを受け、鍋料理をすすめる特設コーナーを設けました。
早速、白菜を手に取る人の姿も。
(客)「安いと思います。たくさん鍋しようと思っています」
(客)「葉物は高かった。夏の間すごく高くて買えない時もありました」
(八百丸光星店 山口鉄平さん)「今安いんで、風邪に負けないような栄養成分がある野菜もあるので、年末風邪をひかないようにしてほしい」
肌寒い季節を元気に乗り切るため、お手頃価格の野菜を使った鍋料理を食べてみてはいかがでしょうか?