「上川の東川町」と「地下鉄円山公園駅」の共通点は…?どちらもあるランキングの「1位」北海道
不動産会社の居住満足度調査で、北海道内の住み心地ランキングが発表されました。
多くのマチがある道内、どんなマチが上位に選ばれたのでしょうか。
大雪の湧き水が勢いよく流れ、年間を通して自由にくむことができる取水場。
街並みに広がる自然豊かな田園風景。
人口およそ8500人の小さなマチ・上川の東川町です。
不動産会社の道内の住み心地ランキングで3年連続1位に選ばれました。
町民の集いの場として2023年にオープンした、共生プラザそらいろです。
館内には子どもの遊び場や高齢者のための健康づくりルーム、交流ラウンジなどが完備されています。
東川町では子どもの医療費と学校給食費が無料など、子育て支援にも力を入れています。
この日、小学校では保護者などを対象にした給食試食イベントが開かれていました。
マチの魅力について聞いてみるとー
(東川町民)「住みやすさはもちろんなんですけれども、暮らしの面でもおいしいお米があっておいしいお水があっていろんなお店があってというのがあるので、住みやすさと暮らしはもうばっちりだと思います」
(東川町民)「育児に対する手当とか町の取り組みがやっぱり充実しているなっていうのはすごく感じていて、だから移住者もすごく増えているんだなというのは思っています」
人口減に見舞われる市町村が増えているなか、東川町はここ数年人口が増え続けています。
(東川町 佐藤文泰副町長)「子育て支援と教育、こちらのほうは昔から東川のマチづくりの柱の1つとして、子育て世代の皆さんが喜んでもらえるようなマチづくりに取り組んできた成果が少し出て来ているのかなと思います」
一方、道内の住み心地ランキング・駅周辺のエリア別では、5年連続で札幌の地下鉄東西線円山公園駅が1位に選ばれました。
(山本記者)「駅から降りてすぐのこちらには買い物ができるショッピングセンター、さらに奥に進むと円山公園があり、自然が感じられます」
円山公園駅周辺は都心にありながら自然豊かで、周辺には飲食店なども多く、札幌の高級住宅地として評価が高いといいます。
特に生活や交通の利便性が受け入れられているようです。
(周辺の住民)「美味しい食べ物屋さんがたくさんあるし交通の便もいいし、ここはすごくいいんじゃないですかね。最高だと思います。散歩するのにも」
(札幌市民)「子どもがいたら特に自然が多いところで育てたいとは思うので、がやがやもしていないですし、住みやすいかなと思います」
住み心地の良さ1位に選ばれた理由は、マチづくりや環境の良さにあるようです。