雪の重みか「練習場が倒壊」特急や路線バスは終日運休 史上最大の雪…生活・交通への影響続く
(ごみ収集スタッフ)「中道は全然入っていけないです」
帯広市では4日午前9時までの12時間降雪量が120センチと、国内の観測史上最大となりました。
(吉岡記者)「高校の野球部屋内練習場です。建物は傾き壁が一部剥がれ中が見える状態」
帯広三条高校では4日午前9時半ごろ、近所の人から「すごい音と土ぼこりとともに練習場が倒壊した」と連絡がありました。
雪の重みが原因とみられています。
(帯広三条高校 沼沢圭亮教頭)「幸いきのうは休校だったので、生徒にけががなかったのが本当に幸いだった」
道内各地の交通にも大きな影響が出ています。
札幌と釧路を結ぶ特急おおぞらと、札幌と帯広を結ぶ特急とかちが終日運休しているほか、根室線は終日、釧網線や花咲線も午後4時ごろまで運転を見合わせる予定で、列車105本が運休する見込みです。
また、十勝管内で運行する「十勝バス」や「北海道拓殖バス」は、路線バスと都市間バスを終日運休するとしています。
高速道路は、道東道の音更帯広インターチェンジから本別インターチェンジなど2か所が通行止めとなっています。