レギュラーシーズン最終戦を迎えたファイターズは、敵地でイーグルスと対戦。

CS前最後の試合でマウンドに立ったのは、勝てば１５勝、単独での最多勝を狙うエース・伊藤大海。

その伊藤は、キレのある直球と変化球で初回から３回までイーグル打線を三者凡退と、完璧なピッチングを見せます。

しかし、４回でした。

先頭打者にこの日初めてのヒットを許すと、続く打者にもレフトオーバーのタイムリーツーベース、イーグルスに先制を許します。

さらに犠牲フライでも１点を追加され、2対０とリードを広げてしまいます。

これ以上点を与えたくない伊藤は続く５回。

さすがはエース！

しっかりと修正し、再び三者凡退。

７回まで６安打２失点の好投でマウンドを降ります。

追いつきたいファイターズ打線は８回。

ツーアウトの場面で１番・淺間がライトへのヒットで出塁すると、続く万波も２者連続ヒットで、ランナー１・２塁のチャンスを作ります。

そして打席には、途中出場の江越。

しかしここは、レフトフライ。

最後まで、あと１本が出ず敗れたファイターズ。

伊藤は単独とはならずも、今季１４勝とソフトバンク・有原と並ぶ自身初の最多勝と最高勝率の２冠。

レギュラーシーズンを７５勝６０敗８分けの２位で終えたファイターズは、いよいよ６年ぶりとなるクライマックスシリーズに挑みます。