◇プロ野球オープン戦 中日-DeNA（2日、バンテリンドーム）

プロ野球セ・リーグの中日は2日、本拠地でDeNA戦に高橋宏斗投手が先発登板し、好投を見せました。

昨季、防御率1.38をマークし最優秀防御率のタイトルを獲得した高橋投手。

今季初のオープン戦は、2月23日に行われた阪神戦。3回から2番手として登板した高橋投手は、いきなり阪神のクリーンナップとの対戦になりますが、変化球を交えた投球でほんろうし、三者凡退に抑えると、回跨ぎで登板した4回も軽快にアウトカウントを重ね、打者7人を相手に2回31球、1安打2奪三振で無失点投球を披露しました。

この日は本拠地・バンテリンドームでのDeNA戦に先発登板。DeNA先頭の桑原将志選手に対し、ストライク先行の5球目、ナックルカーブでショートゴロに打ち取り、1つ目のアウトを奪うと、後続も凡打に抑えて上々の立ち上がりを見せます。

2回には、2アウトから宮崎敏郎選手に4球目の カットボールをレフトへはじき返され初ヒットを浴びましたが、積極的な走塁を試みた宮崎選手を2塁塁上でタッチアウトとしました。

3回のマウンドにも上がった高橋投手は、先頭の戸柱恭孝選手に3球目の高めに抜けたスプリットをセンターへ運ばれ出塁を許します。それでも外野フライで2アウトとし、桑原選手の打席では暴投でこの試合初めて2塁へ進塁を許しましたが、フルカウントの8球目、151キロのストレートが外角低めに見事に決まり見逃し三振。さらに4回も登板し2アウトから初めてフォアボールを与えますが続く打者を抑えて無失点としました。

この日高橋投手は4回53球、被安打2、2奪三振、無失点の好投を披露しました。