◇プロ野球オープン戦 巨人-ヤクルト（2日、東京ドーム）

巨人・田中将大投手が2日、東京ドームで行われたオープン戦・ヤクルト戦に先発登板。同じく新戦力の甲斐拓也選手とバッテリーを組み、2回を無失点としました。

移籍後初めて本拠地のマウンドに上がった田中投手は初回、ヤクルト先頭・赤羽由紘選手に4球目の高めに浮いたスプリットをセンターへはじき返され、初ヒットを許します。しかし田中投手は続く長岡秀樹選手をフライに打ち取ります。打球はサード方向に飛び、坂本勇人選手が捕球しました。その後も後続を連続でフライに打ち取った田中投手。初回を無失点としました。

吉川尚輝選手のタイムリーによって1点の援護を受け、回跨ぎで2回に登板した田中投手。先頭のオスナ選手をカットボールでセンターフライに打ち取ります。続く6番・濱田太貴選手には真ん中のスプリットをレフトへ運ばれ2塁打を浴びましたが、 後続の内山壮真選手をサードゴロ、松本直樹選手をショートゴロに抑え、2回も無失点で降板しました。

田中投手は予定されていた2イニングで22球を投げ、打者8人を相手に被安打2、無失点の安定した投球を披露しました。