×

【高校サッカー】両チーム14人ずつのPK戦 札幌大谷が死闘制す 高校サッカー1回戦

2024年12月29日 20:12
【高校サッカー】両チーム14人ずつのPK戦 札幌大谷が死闘制す 高校サッカー1回戦
高校サッカー選手権 札幌大谷-寒川
全国高校サッカー選手権は29日、1回戦で札幌大谷が香川県代表の寒川と対戦。

1-1でPK戦に突入し、両チーム14人ずつが蹴る死闘となりました。

この試合、先制したのは札幌大谷。

後半13分、左からのセンタリングをFW・真浦がヘッドで合わせ、寒川ゴールに突き刺しました。

札幌大谷はその後何度も決定機を作りましたが、寒川GK・谷山の好セーブに追加点を阻まれました。

一方、寒川は後半アディショナルタイム、ロングスローで生まれたゴール前の密集からDF・藤原のシュートで同点に追いつき、勝負はPK戦にもつれ込みます。

PK戦は5人目までに決着がつかず、サドンデスに。

しかし、11人のメンバーが一巡しても勝敗が決まらず、PK戦は二巡目に入ります。

14人目、札幌大谷が決めたのに対し、寒川が失敗。

札幌大谷が12ー11でPK戦を制しました。

(札幌大谷 清水隆行監督)「PK戦は選手を信じることしかできないので、勝ち切ることが出来て良かったです。(2回戦に向けては)寒川高校の分まで力を出せるよう、しっかり準備したいと思います」

(札幌大谷 笹修大主将)「3年間(一緒に)やってきた仲間を信じ、『初戦を突破しよう』と言ってきたので、勝ち切れてよかったです。2回戦は大津高校という素晴らしいチームと対戦するので、札幌大谷らしいサッカーで3回戦に駒を進められるよう頑張ります」

(先制ゴールを決めた札幌大谷 真浦劉選手)「チームメイト、保護者の方々、見て下さった観客の皆様が応援してくれたのが力になってゴールが生まれたと思っています。2回戦でもゴールを決め、チームを鼓舞し、絶対勝てるよう頑張りたい」

札幌大谷は2回戦で、プレミアリーグを制した熊本県代表の大津と対戦します。

キックオフは31日午後2時10分。

最終更新日:2025年1月7日 15:07