JR新潟駅の新たな商業施設「CoCoLo新潟」の全貌は 4月25日全面開業 県内初出店が続々
リニューアルが進められているJR新潟駅。
その中に入る駅ビルにことし春、新たに140店舗がオープンし約170店舗となる商業施設が誕生します。
まず3月27日にその一部が開業し、その後、4月25日に全面開業することが8日、発表されました。
運営するJR東日本シティクリエイトによりますと3月27日に開業するのは、JR新潟駅の東側2階に開業する「CoCoLo新潟」のEAST SIDE(イーストサイド)で、全59店舗が予定されています。
27日に開業する店舗は大半が食料品を扱う店ですが、雑貨や衣料品、書店、カフェなどもオープンします。
27日にオープンする2階「EAST SIDE」エリア。
このエリアの店舗の中には、首都圏を中心に200店舗以上展開するスーパー「成城石井」や、新業態として大手菓子メーカー、ブルボンの常設コンセプトショップ「Un BOURBON」、亀田製菓のファクトリーショップでアジカルの「HAPPY SHOP」、栗山米菓の「ばかうけSTATION」などがあります。
「成城石井」によると日本海側では初出店になるということです。
国内外から厳選した食品を取り扱うスーパーマーケットとして新潟県への出店は注目を集めました。
このほかケーキ製造やカフェなどを運営するレパコ「レパコMille-bien(ミルビアン)」、食のセレクトショップ「こととや」、京都のフルーツ大福などを販売する「果寿庵」、地域の名品などを販売する「HANAGATAYA(はながたや)」、「無印良品500」、「金子眼鏡店」が新潟県初出店となります。
また4月25日には1階「EAST SIDE」に「生鮮食品売り場」が誕生します。
旧駅舎内にあった「けんこう市場」や古町で2005年まで親しまれていた「明治屋新潟ストアー」が復活します。
4月25日オープンの「WEST SIDE」
4月25日以降に開業予定の66店舗は新幹線や在来線の改札を挟んで西側の施設「WEST SIDE」(ウェストサイド)に入ります。惣菜、飲食ゾーンが設置され、生鮮食品などの店舗が並ぶ予定です。
8日に発表された店舗は主に駅ビルの1階「WEST SIDE」部分に入る雑貨や衣料品、飲食店などで、家具や雑貨などを扱うunico(ウニコ)や、通販サイト「USAGI ONLINE(ウサギオンライン)」の実店舗、クレープを提供する「GODIVA dessert(ゴディバデザート)」など26店が県内初出店となります。
「WEST SIDE」に入るエキナンキッチンと名付けられたレストランゾーンは、5月29日開業予定で、県内初出店となる牛たん専門店の「利久」や、台湾発祥のカフェ「ゴンチャ」などの出店が予定されています。
また、2階「EAST SIDE」には新潟のラーメン文化や居酒屋文化を横丁スタイルで楽しめる『ニイガタ バル★麺横丁』が4月25日に開業します。
出店する店舗は背脂ラーメンで人気の『燕三条らーめん潤』や新潟を代表する人気店「赤シャモジ」や「ブタシャモジ」に続く新業態として『まぜしゃもじ』などのラーメン店がオープン予定です。
この他に『ニイガタ バル★麺横丁』に出店する店舗は以下の通りです。
ラーメン いっとうや
だるまや NIIGATA BASE
地魚と新潟和牛 壱勢
SENGDEE THAI BEER STATION
新潟串カツセンター
韓国酒場コッキオ
博多もつ おおやま
60年ぶりのJR新潟駅のリニューアル。新たな商業施設のオープンでさらなるにぎわいの創出が期待されます。