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【原発】 再稼働の是非を問う県民投票の実現求め 自民党に要望書 《新潟》

2025年2月17日 19:39
【原発】 再稼働の是非を問う県民投票の実現求め 自民党に要望書 《新潟》

柏崎刈羽原発の再稼働の是非を問う県民投票についてです。市民団体が条例の制定に向けて最大会派の自民党に要望書を提出しました。

市民団体は東京電力・柏崎刈羽原発の再稼働の是非を問う県民投票の実施を求めています。条例の制定に向けて約15万人分の署名を集め、有効と判断されればその後、県議会で審議されます。

県議会最大会派の自民党の対応が焦点となる中、市民団体は17日、要望書を提出しました。条例案が審議される臨時議会で多様な立場の参考人を招致することや採決では議員自らの判断に基づいて賛否を表明できるよう配慮することなどを求めています。

〈県民投票で決める会 世話人 水内基成さん〉
「県民投票で明らかになることが 一番明確な判断材料、県知事が判断するにあたっての材料、助けになるものだと思っていますから、そういう観点でぜひ県民投票をやってほしい」

〈自民党県連 岩村良一幹事長〉
「どういう署名がであったのかの説明もまだ受けておりませんので、それらを見てから解釈するということになるんじゃないかなと思います」

一方、県議会2月定例会が17日開会しました。総額1兆2635億円を盛った新年度予算案が提出され、花角知事が所信表明に臨みました。

〈花角知事〉
「住んでよし、訪れてよしの新潟県づくりの新たな一歩を 踏み出す予算として編成した。結婚から妊娠、出産子育てまでライフステージに合わせた切れ目のない支援を市町村や民間団体と連携しながら強化していく」

県議会は3月21日まで開かれます。

最終更新日:2025年2月17日 19:40