プロ野球のキャンプが始まって1週間、3月末の開幕に向け、調整を続ける大分県出身選手を取材してきました。
◆渡辺一平記者
「福岡ソフトバンクホークスの今宮健太選手がティバッティングを行っています。プロ16年目のことしはどんな活躍を見せてくれるのでしょうか」
宮崎市でキャンプを行っている福岡ソフトバンクホークス。昨シーズンは4年ぶりのリーグ優勝を果たしましたが、日本シリーズ優勝はなりませんでした。そのホークスのショートと言えば別府市出身の今宮健太選手です。
◆今宮健太選手
「今年からS班が新しくできて、自分がやらなければいけないところを意識しながらやれている」
ことしで34歳、ベテランの域に達した今宮選手。このキャンプでは自分のペースで 練習に臨めるS班の特権が与えられています。
◆今宮健太選手
「チームとして（日本一に）何かが足りなかったからこそもう1つ届かなかったことがあると思うので、もう1度まずはリーグ優勝してもう1回日本シリーズでという気持ちはある」
プロ16年目の今宮選手、今シーズンは気持ちも新たにリーグ連覇、そして日本一奪還を目指します。
◆今宮健太選手
「大分県民の皆さんのためにもしっかりとホークスが勝って良い報告ができるように頑張っていきますのでこれからも応援よろしくお願いします」
◆渡辺一平記者
「こちら宮崎市の球場ではことしから新天地巨人での活躍を誓う甲斐拓也選手がこれからバッティング練習を行います」
昨シーズン4年ぶりのリーグ優勝を果たした巨人。その中でファンの注目を集めるのが・・
◆大分からファン
「甲斐選手が大好きで大分から見に来た」
「やっぱり巨人でも守備とあとは持ち前の甲斐キヤノンを見たい」
福岡ソフトバンクからFA移籍、新天地での活躍を目指す大分市出身の甲斐拓也選手です。
◆甲斐拓也選手
「開幕まで時間があるようで僕にとってやっぱり時間がないので、本当にやることはいっぱいあるなと本当そういった感じかなと思う」
日本シリーズ制覇やオリンピックでの金メダル、WBCでも世界一に輝くなどまさに球界を代表するキャッチャーとなった甲斐選手、強い決意を胸にこのキャンプに臨んでいます。
◆甲斐拓也選手
「すごくプレッシャーがある中でやらないといけないなというふうに思ってるんで、そのプレッシャーには打ち勝ちたいなというふうには思っている」
ブルペンでは、しっかり投手陣とのコミュニケーションを取るなど、新たな背番号10がその存在感をアピールしています。
◆甲斐拓也選手
「今年からジャイアンツでやるので、ぜひ皆さん熱い応援をよろしくお願いします」
また昨シーズン初めて支配下登録されたプロ4年目、明豊高校出身の京本眞投手もこのキャンプでアピールを続け1軍定着を目指します。
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