柳ヶ浦高校サッカー部 暴力行為の部員を全国大会に出場させた監督が指導停止処分に 大分
全国高校サッカー選手権大会に出場した、大分県宇佐市の柳ヶ浦高校男子サッカー部の監督が、暴力行為を行った部員を学校の指示に従わず全国大会に出場させていたことがわかりました。
高校や関係者によりますと去年12月、全国高校サッカー選手権大会の前に、サッカー部は大阪で合宿を行いました。
その合宿中に宿舎で迷惑行為を行った部員を注意しようと、別の部員が暴力行為を行っていたということです。
学校側は全国大会の試合前日に外部から連絡があり事態を把握。
暴力行為を行った部員を全国大会に出場させないことを決めましたが、40代の監督が判断して試合に出場させたということです。
柳ヶ浦高校は監督を暫定的に指導停止処分にしています。
監督は「暴力行為を受けた側の生徒も『出場してほしい』という意見もあったので熟慮した結果、出場させた」と話しているということです。