17日午前長野県木曽町の黒川ダムに軽乗用車が転落し、運転していた27歳の専門学校生の女性が死亡しました。

また救助のためダムに入った学校の男性職員が行方不明になっています。

17日午前9時前、木曽町の黒川ダムにかかる黒川渡橋付近で「車がダムに落ちてしまった」と運転していた看護専門学校に通う女性から学校に連絡がありました。

その後、通報を受けた消防が午前11時すぎ、水没した軽乗用車から女性を救助し病院に搬送しましたが、死亡が確認されました。その後の調べで木曽町の専門学校生27歳と判明しました。

学校によりますと、女性は普段から車で通学していて学校に向かう途中だったということです。

また救助のため、ダムに入った看護専門学校の事務長、松本市の赤羽一訓さん（64）が行方不明になっています。

警察などは赤羽さんを捜すとともに、車が転落した原因などを調べています。

消防による捜索が続いていますが、ダムは16日の雨で一部を放水していて流れが速く、難航しているということです。