【この冬一番の寒波 岩洞湖氷上ワカサギ釣りは過去最も遅い6日解禁へ】岩手
この冬一番の寒波が到来する見込みです。3日は二十四節気のひとつ「立春」、暦の上では春ですが、4日から強い冬型の気圧配置が続き、県内は山沿いを中心に積雪が増えそうです。
江口アナ
「先月23日に岩洞湖を撮影した時には、氷が張らずに穴があいている箇所があったんですが、きょうは全体的に真っ白です」
「立春」の日の3日、県内の最低気温は、最も寒かった盛岡市薮川で氷点下18.2℃、次いで宮古市区界で氷点下16℃と各地で冷え込みが強まりました。
この中、薮川にある岩洞湖の氷上ワカサギ釣りは2016年の2月2日がこれまでで最も遅い解禁でしたが、3日も解禁が見送られました。
ただ、4日から日本付近にはこの冬一番の寒波が到来し、6日にかけて日本海側を中心に警報級の大雪になる予想です。
今のところ、県内は警報級の大雪になるおそれはありませんが、山沿いを中心に積雪が増える見込みです。
盛岡から訪れた岩崎純一さん(40)
「本当は氷上がいいですよね」「(解禁を)待っているところですよね」
この中、岩洞湖の漁業組合は…
岩洞湖漁業協同組合 佐々木逸人監視長
「さっき(解禁を)決断しました。ことしは2月6日木曜日になります」
このところの雪でようやく氷の厚みが増し、6日に氷上ワカサギ釣りを解禁することを決めました。
客の入りが少なく嘆いていた近くのレストハウスは…
レストハウスの担当者
「6日!そうなんですか。ありがとうございます(拍手)忙しくなりますが頑張ります!」
解禁日の6日以降、岩洞湖は1日500人から1000人の釣り客でにぎわう見込みですが、寒波の影響で、週末にかけて厳しい寒さが続くため、十分な寒さ対策が必要です。