高病原性鳥インフルエンザ 川南町の養鶏場の鶏の処分完了
2日、宮崎県川南町のブロイラー農場で死んだ鶏が見つかり、検査の結果高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜であることが確認されました。
鳥インフルエンザが発生したのは川南町のブロイラー農場で、およそ3万5000羽を飼育しています。
PCR検査の結果H5亜型の高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜と確認されました。
現地では、3日の午前7時から宮崎県やJAの職員などおよそ120人態勢で防疫措置を始め 夕方までにすべての鶏の処分が完了。
3日のうちにすべての鶏の埋却も終える予定です。
(秦 萌)
「高鍋町の農業大学校です。県内では、けさ7時から3カ所に消毒ポイントが設置されています。」
発生農場から半径3キロ以内の移動制限区域にはおよそ18万8000羽、半径3キロから10キロの搬出制限区域には、およそ387万1000羽の鶏が飼育されています。
県は高鍋町、木城町、都農町に消毒ポイントを設置し、24時間体制で関係車両の消毒作業を行っています。
鳥インフルエンザの発生を受けて河野知事は、江藤農林水産大臣とウェブで会談。
江藤大臣は「周辺に農場が多いため次の発生を防ぐため知事を先頭に速やかに防疫措置を行い、生産者の生活を守ってほしい。」と伝えたということです。