ニューイヤー駅伝を前に 5年ぶり王座奪還へ 旭化成陸上部
実業団日本一をかけ、元日に行われるニューイヤー駅伝。
大会最多出場の旭化成が狙うのは、5年ぶりの王座奪還です。
旭化成陸上部はニューイヤー駅伝62回目の出場、25回の優勝を誇る名門です。
日本一奪還のポイントについて西村功監督は・・
(西村功監督)
「ベテランと中堅と若手がうまくかみ合っていけるメンバーで臨みたい。レース全体の流れとしては1区、2区がうまくつないで、3、4、5区で抜け出せるぐらいのレース展開が理想。」
期待されるのは、入社8年目の齋藤椋選手。
齋藤選手は今年5月のゴールデンゲームで5000mの自己記録を更新。
11月には10000mでも27分45秒の自己ベストをたたき出し、勢いがあります。
(齋藤椋選手)
「(大会では)前を追わなければいけないときはしっかり追うし、トップで来たら後ろを離す走りがしたい。やっぱり区間賞が取りたいですね。」
そして、パリオリンピック10000mに出場した入社2年目の葛西潤選手。
10000mのベストは日本歴代4位の27分17秒46、持ち味は攻めの走りです。
(葛西潤選手)
「それは駅伝で前を追うだったり、後ろを突き放すという面で、かなり生きてくる強みだと思うので、そこは自信を持って大会でも攻める走りがしたい。」
就任5年目の西村監督は、選手たちの堅実な走りに期待を寄せます。
(西村功監督)
「それぞれまかされた区間をしっかり走ることで優勝に近づいてくると思う。ミスしたら終わりなので、とにかくまかされた区間をしっかり走ってくれと伝えたい。」
若手からベテランまで戦力充実の旭化成陸上部。
5年ぶりの日本一をめざして元日決戦に臨みます。
「ニューイヤー駅伝、優勝するぞ!オー!」
ニューイヤー駅伝は1月1日、群馬県庁前を9時15分にスタートします。