「命の危険を感じた」繁華街の飲食店ビルで火事 1階の調理場が火元と判明
テレビ宮崎
宮崎市の中心市街地が一時騒然となりました。17日夜、宮崎市橘通り沿いにある飲食店の建物など2棟が全焼する火事がありました。けが人はいませんでしたが、多くの人でにぎわう中心市街地に煙がたちこめました。
17日午後8時10分ごろ、宮崎市橘通西3丁目の飲食店「ジャパニーズレストランりょう」の従業員から「店内から煙が出ている」と消防に通報がありました。
現場には、多くの消防車両や警察車両が駆け付け、周辺に煙が立ち込める中、消防などが避難を呼びかけるなど、一時、騒然となりました。
(藤崎祐貴アナウンサー)
「宮崎市の火災現場です。通報から2時間が経とうとしていますが、依然として、白い煙が上がり続けています」
警察によりますと、火は約3時間半後に消し止められましたが、飲食店が入る3階建てのビル1棟とその隣の木造2階建ての空き店舗1棟が全焼しました。
当時、飲食店の中には、従業員と客あわせて31人がいましたが、火事に気付いて避難し、けが人はいませんでした。
(店内にいた客)
「煙が充満して、靴を置いていたんですけど、靴が分からなくて、みんなスリッパとかでとにかく逃げた」
(店の従業員)
「最終的に避難するときには、煙が充満していました。息ができないくらい」
(付近の店の従業員)
「煙がちょっと焦げ臭かった。普段と違うような建物が燃えるような臭い」
一夜明け…。
(早瀬純哉記者)
「あちらが火事のあったビルです。3階部分の壁が一面燃えて、崩れ落ちているのが分かります。そして、一夜明けた現在も、現場には焦げくさい臭いが漂っています」
警察と消防は、18日午前9時半頃から現場の実況見分を行い、1階の調理場が火元であることを特定しました。
警察は、引き続き火事の原因を詳しく調べています。
宮崎市の中心市街地を騒然とさせた今回の火災。宮崎市消防局の担当者にビル火災について話を聞くと…。
(宮崎市消防局予防課 上米良悠司主幹)
「規模的にはちょっと大きい火災になる。ビル火災ということで、火元の特定も難しかったのではないか」
17日夜の火災は3階建てのビルで発生しました。ビル火災の特徴は…。
(宮崎市消防局予防課 上米良悠司主幹)
「密閉性が高いということで、煙が充満しやすい環境にあると思います。また、煙が縦方向にかなり早いスピードで動きますので、建物自体に煙が充満しやすい特性がある」
実際に、火災発生当時、店内にいた人は…。
(店内にいた客)
「当時は煙が少し出ていたが、5~6分くらいで煙が広がったので、我々が出たあとに火があがったみたいなので、命の危険を感じた」
(宮崎市消防局予防課 上米良悠司主幹)
「火災はまず煙が発生しまして、それが一定の温度や濃度に達したときに燃え広がるのが一般的な火災の傾向。一般の建物であれば、すぐ屋外に出られる環境があるが、ビル火災になると、なかなか地上まで避難ができないのが怖いところです」
火災から身を守るために私たちが取るべき行動は…?
(宮崎市消防局予防課 上米良悠司主幹)
「飲食店などビルに入られる際は、自分が入ってきた経路はもちろんなのですが、避難経路がどこにあるかということを最初に把握していただくところが大事だと思います。臭いだったり、煙だったりを感じたら、普通じゃないということで、必要がある場合は避難していただくということが大事」
17日午後8時10分ごろ、宮崎市橘通西3丁目の飲食店「ジャパニーズレストランりょう」の従業員から「店内から煙が出ている」と消防に通報がありました。
現場には、多くの消防車両や警察車両が駆け付け、周辺に煙が立ち込める中、消防などが避難を呼びかけるなど、一時、騒然となりました。
(藤崎祐貴アナウンサー)
「宮崎市の火災現場です。通報から2時間が経とうとしていますが、依然として、白い煙が上がり続けています」
警察によりますと、火は約3時間半後に消し止められましたが、飲食店が入る3階建てのビル1棟とその隣の木造2階建ての空き店舗1棟が全焼しました。
当時、飲食店の中には、従業員と客あわせて31人がいましたが、火事に気付いて避難し、けが人はいませんでした。
(店内にいた客)
「煙が充満して、靴を置いていたんですけど、靴が分からなくて、みんなスリッパとかでとにかく逃げた」
(店の従業員)
「最終的に避難するときには、煙が充満していました。息ができないくらい」
(付近の店の従業員)
「煙がちょっと焦げ臭かった。普段と違うような建物が燃えるような臭い」
一夜明け…。
(早瀬純哉記者)
「あちらが火事のあったビルです。3階部分の壁が一面燃えて、崩れ落ちているのが分かります。そして、一夜明けた現在も、現場には焦げくさい臭いが漂っています」
警察と消防は、18日午前9時半頃から現場の実況見分を行い、1階の調理場が火元であることを特定しました。
警察は、引き続き火事の原因を詳しく調べています。
宮崎市の中心市街地を騒然とさせた今回の火災。宮崎市消防局の担当者にビル火災について話を聞くと…。
(宮崎市消防局予防課 上米良悠司主幹)
「規模的にはちょっと大きい火災になる。ビル火災ということで、火元の特定も難しかったのではないか」
17日夜の火災は3階建てのビルで発生しました。ビル火災の特徴は…。
(宮崎市消防局予防課 上米良悠司主幹)
「密閉性が高いということで、煙が充満しやすい環境にあると思います。また、煙が縦方向にかなり早いスピードで動きますので、建物自体に煙が充満しやすい特性がある」
実際に、火災発生当時、店内にいた人は…。
(店内にいた客)
「当時は煙が少し出ていたが、5~6分くらいで煙が広がったので、我々が出たあとに火があがったみたいなので、命の危険を感じた」
(宮崎市消防局予防課 上米良悠司主幹)
「火災はまず煙が発生しまして、それが一定の温度や濃度に達したときに燃え広がるのが一般的な火災の傾向。一般の建物であれば、すぐ屋外に出られる環境があるが、ビル火災になると、なかなか地上まで避難ができないのが怖いところです」
火災から身を守るために私たちが取るべき行動は…?
(宮崎市消防局予防課 上米良悠司主幹)
「飲食店などビルに入られる際は、自分が入ってきた経路はもちろんなのですが、避難経路がどこにあるかということを最初に把握していただくところが大事だと思います。臭いだったり、煙だったりを感じたら、普通じゃないということで、必要がある場合は避難していただくということが大事」
最終更新日:2025年2月18日 19:41