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高速道路の正面衝突事故を防ぐセンターブロック 東北中央道のトンネル内に設置 

2024年7月24日 17:18
高速道路の正面衝突事故を防ぐセンターブロック 東北中央道のトンネル内に設置 

正面衝突事故を防ぐために東北中央自動車道のトンネル内にセンターブロックが設置され工事の様子が報道関係者に公開されました。

設置作業は22日夜、東北中央自動車道の中山トンネルで始まりました。センターブロックの設置は、高速道路の正面衝突事故を防ぐため、ネクスコ東日本が、試験的に導入しています。高速道路のトンネルでは現在、ゴムでできたラバーポールの設置が多くなっていますが、事故が起きると、車が反対車線に飛び出す危険性があります。
一方、センターブロックは、鉄筋コンクリートでできているため反対車線へのはみだしを防ぎ、車同士の正面衝突事故を回避することができるということです。作業ではトンネル内の道路に重さ485キロのセンターブロックを固定していきました。

ネクスコ東日本山形管理事務所 佐藤博所長「この防護柵(センターブロック)は、普通車、大型車がぶつかっても反対車線に出ないという検証結果が出ている。十分な車間距離を取って脇見などせずに安全に走行してほしい」

作業は24日夜も行われ、午後8時から25日午前6時まで南陽高畠インターチェンジからかみのやま温泉インタ―チェンジまでの区間が通行止めとなります。