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山形市七日町の御殿堰とその周辺 景観計画の重点地区に 新築や改築時に色や素材に制限

2024年3月12日 17:37
山形市七日町の御殿堰とその周辺 景観計画の重点地区に 新築や改築時に色や素材に制限

山形市は11日、七日町を流れる御殿堰とその周辺を景観づくりの指針となる景観計画の重点地区に新たに指定すると明らかにしました。今後は新築や改築の際には色や素材に制限が設けられ届け出が求められます。

景観計画の重点地区に指定されるのは、山形市七日町の御殿堰や十一屋本店、それにオワゾブルー山形などが並ぶ東西およそ130メートル南北およそ40メートルの区間です。建物の所有者で構成する準備委員会が市に対し景観重点地区への指定を提案していました。
所有者は指定された区間で建物を新築や改築する際、屋根の明るさや貼り出す広告の色などを周囲と調和するよう独自の基準で景観の保全に努めるとしています。
今後、市と住民が協力して「歩きながら街を回遊したくなるような場所」を目指します。
市内ではこれまで山寺や蔵王温泉が重点地区に指定されています。13日、準備委員会に対し、山形市の佐藤孝弘市長から指定証書が交付されます。