雪でスタックしたフォークリフトの脱出作業中 菓子工場の男性従業員が挟まれ死亡 山形・寒河江市
山形県寒河江市の菓子工場で24日午前、従業員の男性がフォークリフトの支柱と車体の間に挟まれ、死亡しました。当時は、雪でスタックしたフォークリフトの脱出作業中でした。
亡くなったのは山形市瀬波1丁目の会社員・川又航さん(26)です。警察や消防によりますと、川又さんは24日午前10時10分ごろ、寒河江市中央工業団地の「シャトレーゼ寒河江工場」で、フォークリフトの「マスト」と呼ばれる支柱と車体の間に腹や胸を挟まれました。川又さんは同僚に救出されましたが、心肺停止の状態で病院に搬送され、およそ1時間半後に死亡が確認されました。
事故当時、川又さんは雪でスタックしたフォークリフトの脱出作業を手伝っていて、同僚の男性と2人で作業していました。フォークリフトのマストは、荷物の上げ下ろしのため前後に傾けられるようになっていて、川又さんが運転席に座っていたところ、前方からマストが倒れて挟まれたということです。
警察は、川又さんの死因や事故の詳しい原因を調べています。