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救急車が道間違え到着5分遅れる 心肺停止の男性は死亡 医師「遅れが影響したとは考えられない」

2024年5月7日 18:07
救急車が道間違え到着5分遅れる 心肺停止の男性は死亡 医師「遅れが影響したとは考えられない」

新庄市で5月4日、救急車が現場に向かう途中に道を間違え、到着が5分遅れていたことが分かりました。現場からは80代の男性が心肺停止の状態で運ばれ、その後、死亡しました。

最上広域市町村圏事務組合消防本部の発表によりますと、4日午後7時半ごろ、新庄市内の住宅から「80代の男性が呼吸がない」との通報があり、救急車が出動しましたが、現場に向かう途中に道を間違え、到着が5分遅れたということです。
救急隊が現場に到着した時には男性は心肺停止状態で、救急救命士らが救命処置を行いながら病院に運びましたが、男性は病院で死亡が確認されました。
運ばれた病院の医師は「今回の到着の遅れが死因に影響したとは考えられない」と話していますが、消防本部は、到着の遅れを遺族に謝罪した上で、「このような事態が発生しないよう再発防止に努めてまいります」とコメントしています。

    • YBC NEWS NNN
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