家屋や農業施設などが浸水した酒田市竹田地区 復旧復興に向け市が方針案を説明
7月の記録的大雨で川が氾濫し、多くの家屋や農業施設などが浸水した酒田市の竹田地区で22日、復旧復興に向けた市の方針案を説明する地域ミーティングが開かれました。
22日酒田市の竹田地区で開かれた地域ミーティングには矢口明子市長や地区の住民30人余りが出席し、住まいと暮らしの再建や、社会インフラの復旧・機能強化などの方針案が説明されました。住民からは、浸水が始まってからも防災無線を使った注意喚起がなかったことなど市の災害対応を疑問視する声が上がりました。また、排水が追い付かず施設自体も水没した国土交通省の竹田排水機場の機能強化を国に求めるよう要望しました。
酒田市矢口明子市長「みなさんのお気持ちは本当に分かります。その事はしっかり国に伝えていきたいと思います。同時に具体的にどういう対策が必要なのかということはしっかり検討して行きたい」
竹田排水機場周辺の流域治水については、11月に国、県、市による連絡会議が発足し、対策が協議されています。