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山形県内に黄砂飛来 広い範囲で見通しの悪い状態に 視界不良に伴う交通障害に注意

2024年4月18日 18:51
山形県内に黄砂飛来 広い範囲で見通しの悪い状態に 視界不良に伴う交通障害に注意

黄砂が飛来した影響で山形県内は18日、広い範囲で見通しの悪い状態が続きました。黄砂は18日夜遅くまで飛来する見込みで、山形地方気象台は視界不良に伴う交通障害などに注意を呼びかけています。

黄砂は、東アジアの砂漠地帯などから運ばれ、18日は東日本のほぼ全域と北陸の日本海側に飛来しました。山形地方気象台によりますと県内では午前9時に黄砂を観測し、山形市ではその2時間後に肉眼で見通せる範囲がおよそ6キロから7キロとなりました。
また、米沢市では市内から見える山々がもやがかかったようになっていました。
こちらは、酒田港の同じ場所から鳥海山を撮影した映像。4月4日に比べ視界の悪さが際立っています。
酒田市中心部にあるYBCの情報カメラの映像でも、普段なら山居倉庫の奥に見える鳥海山は全く確認できませんでした。
鳥海山に近い市北部の下市神地区です。例年なら美しい景色が広がりますが、残雪の山肌がうっすらと目視できる程度でした。
気象台によりますと県内への黄砂の飛来は午前中が最も多かったとみられ、飛来は今夜遅くまで続く見込みです。
気象台は車や洗濯物への黄砂の付着や交通傷害などに注意を呼びかけています。