山形県内の主な観光地を訪れた観光客が前年比2割増の3600万人余り…コロナ禍前の8割に回復
今年3月までの1年間に県内の主な観光地を訪れた観光客は前の年を2割ほど上回る3600万人余りでコロナ禍前の8割に回復しました。
山形県は、22年4月から23年3月までの1年間、県内の主な観光地358か所を対象に観光客の数を調査しました。この結果、昨年度の観光客数は3603万4300人でした。前年度をおよそ2割上回り、コロナ禍前の2019年度の8割ほどに回復しました。
内訳は県内客がおよそ2129万2000人、県外客がおよそ1474万2000人でともに前年度を上回りました。この要因について、県観光復活推進課は「国や県の旅割キャンペーンや外国人旅行者に対する水際対策の緩和などによる影響」と分析しています。今年度は新型コロナの5類移行などで観光需要はさらに回復傾向にあるとみて増加するインバウンド需要を県内に取り込むためのプロモーションに力を入れていくということです。