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酒田海上保安部の巡視船「つるぎ」の機関砲の部品が射撃訓練中に落下 射撃ができない状態に 

2024年10月9日 14:33
酒田海上保安部の巡視船「つるぎ」の機関砲の部品が射撃訓練中に落下 射撃ができない状態に 

酒田海上保安部の巡視船「つるぎ」で8日、酒田沖での射撃訓練中に機関砲の部品が海中に落下しました。部品そのものに危険性はありませんが、射撃が出来ない状態だということです。

酒田海上保安部によりますと、8日午前11時45分ごろ、巡視船「つるぎ」が山形県酒田市の酒田港の西およそ34キロメートルの海上で、搭載している20ミリ機関砲の射撃訓練を行っていました。その訓練中、6本ある砲身を先端で束ねている「砲口クランプ」と呼ばれる部品が外れ、海の中に落下したいうことです。
砲口クランプは、砲身を通す6つの穴が開いた円盤状の金属製の板を2枚繋いだもので、紛失した部品そのものに危険性はありませんが、外れた状態では正確な射撃が出来ないため、訓練は中止されました。
今月1日に実施された砲口クランプの点検では傷や緩みなどは確認されず、問題はなかったということで、砲身から外れた原因は分かっていません。