7月25日からの記録的な大雨で、県内で唯一避難指示が続いていた鮭川村は13日、災害発生の危険性が弱まったとして避難指示を全面解除しました。これによって、大雨に伴う県内の避難指示は全て解除されました。

避難指示が解除されたのは鮭川村の川口地区や上石名坂地区など10地区の94世帯・277人です。
鮭川村では7月25日からの記録的な大雨で住宅6棟が全壊したり、土砂崩れが発生したりする被害が出ていて、県内の自治体で唯一避難指示が続いていました。その後、8月9日と10日に国土交通省の土砂災害対策の専門家が現地調査を行って安全を確認。また、台風5号が通過し、新たな土砂災害が発生する危険性が弱まったとして、13日午前9時に開かれた村の対策会議で避難指示の全面解除が決まったということです。
7月25日からの大雨による県内の避難指示は全て解除されました。