×

刃物で脅し100万円を奪った郵便局強盗犯は依然逃走中…白鷹町の小学校では保護者が車で送迎も

2024年9月13日 12:46
刃物で脅し100万円を奪った郵便局強盗犯は依然逃走中…白鷹町の小学校では保護者が車で送迎も

白鷹町の簡易郵便局に包丁のような刃物を持った男が押し入り、現金100万円を奪った強盗事件から一夜が明けました。男の行方は依然として分かっておらず、町内の小学校では13日朝、保護者が児童を送迎しました。

この事件は12日午後2時45分ごろ、白鷹町中山の「白鷹簡易郵便局」に男が押し入り、70代の女性職員に所持していた包丁のような刃物を見せて「バッグに金を入れろ」と脅し、現金100万円を奪って逃走したものです。男の行方は分かっておらず、捜査員が引き続き現場周辺などで調べを進めています。

事件を受けて、町の教育委員会は町内の全ての小学校に、児童の集団登校を取り止め、自動車で送迎するよう連絡しました。荒砥小学校では13日朝、児童を乗せた保護者の車が校内に次々と入っていきました。

荒砥小学校・丸川和久校長「不安な思いでいる子どもも多いと思うので、子どもたちの命を守る、安全安心第一で考えて保護者の方や地域の方と連携していきたい」

一方、捜査関係者によりますと、事件当時、郵便局の中にいたのは女性職員1人だったことが新たに分かりました。逃走した男は当時、口元にマスクをしていて、薄茶色の野球帽をかぶり、青色の襟付きシャツと灰色のズボン、手には軍手を着用。黒いバッグを持っていたということです。警察は、防犯カメラや目撃情報などから男の行方を追っています。

最終更新日:2024年9月13日 17:47