新型コロナの影響で式挙げられず…夫婦に結婚式をプレゼント「夢婚」 山形・天童市
経済的な理由や周囲の環境などそれぞれの事情で結婚式を挙げられなかった夫婦に、式をプレゼントする「夢婚」が29日、天童市で行われました。
「新郎新婦様ご入場でございます」
結婚式に臨んだのは山形市の会社員・小松田恭平さん(30)とひかるさん(28)です。結婚指輪を届けるリングボーイは4歳になった長男・優陽ちゃんが務め、家族や友人も参列しました。
山形ウェディング協議会が様々な理由で式を挙げられなかった夫婦に「夢婚」という形で式をプレゼントしていて、今回は48組の応募の中から選ばれました。
恭平さんとひかるさんは山形大学で知り合い、卒業後に交際を始め2018年に結婚。2020年に結婚式を予定していましたが、新型コロナウイルスの感染拡大で式を行うことは叶いませんでした。
新郎・小松田恭平さん「歩いてくる時につい涙を流してしまうくらい感慨深い思いだった」
新婦・小松田ひかるさん「思い出の懐かしい場所で懐かしい人たちと一緒に迎えられて温かい気持ちになった」
協議会では今後も、この活動を続けていくことにしています。