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5月5日の子どもの日を前に 山形市内の餅店でかしわ餅づくり盛ん 健やかな成長願う

2024年5月2日 18:20
5月5日の子どもの日を前に 山形市内の餅店でかしわ餅づくり盛ん 健やかな成長願う

5月5日のこどもの日を目前に控えた、山形市内の餅店では今、かしわ餅づくりが盛んに行われています。こどもたちの健やかな成長を願いつつ、忙しさを増す作業の様子を取材しました。

山形市旅篭町にある餅店では、4月下旬にかしわ餅づくりが始まりました。
かしわ餅には、子孫繁栄の願いが込められているとされ、こどもたちの健やかな成長を願い古くから端午の節句、5月5日に食べられています。
この店では粒あんとみそあんの2種類を販売しています。手作業であんを餅に包んでカシワの葉でくるんでいきます。心を込めて手際よく、作られていました。

餅の星野屋星野輝彦店長「花見のシーズンが終わったあたりから問い合わせが来ていて例年と同様に売れている弾力とコメの味を楽しんでもらえたら」

出来上がったかしわ餅を試食させてもらいました。

山川麻衣子アナウンサー「いただきます弾力がしっかりある柏の葉っぱの塩っ気がお餅にうつっているのもおいしいですあんこの甘みが引き立ちます」

この店では3日に300個、4日に350個のかしわ餅を作り、ピークの5日には600個を作るということです。5日は日付が変わる午前零時に作業を始めなければ間に合わない程の忙しさになるということです。

餅の星野屋星野輝彦店長「お客さんが買いに来てくれるので作った甲斐はあるので期待に沿えるようがんばります。初夏の味をぜひ味わってもらってゴールデンウイークを楽しんでほしい」

この店ではかしわ餅を6月上旬まで販売するということです。