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ラムサール条約登録の鶴岡市の大山上池・下池周辺で野鳥の観察会 オオワシも姿見せる

2024年2月5日 17:05
ラムサール条約登録の鶴岡市の大山上池・下池周辺で野鳥の観察会 オオワシも姿見せる

渡り鳥の飛来地として知られる山形県鶴岡市の大山上池・下池周辺で5日、子どもたちに地元の豊かな自然を学んでもらう野鳥の観察会が開かれました。

鶴岡市の大山上池・下池は、水鳥の生息地として国際的に重要な湿地を保全する「ラムサール条約」に登録されていて、周辺ではおよそ200種類の野鳥が確認されています。
野鳥観察会は地元の児童たちに身近な自然に触れ、環境の大切さを学んでもらおうと、大山上池・下池の自然について発信している庄内自然博物園構想推進協議会が開きました。

双眼鏡をのぞく児童「見えた」「見えます。めちゃくちゃ見えます」

大山小学校の3年生が参加し、児童は双眼鏡を手に学芸員や地元ボランティアの解説を聞きながら下池周辺を散策しました。
国の天然記念物に指定されている絶滅危惧種の「オオワシ」の貴重な姿も観ることができました。

「(お気に入りは?)オオワシ。(どうして?)でかいから。かっこいい」

児童たちは野鳥を観察して感じたことを俳句にし、2月18日、大山上池・下池がラムサール条約登録から15周年を迎えたことを記念して開かれるシンポジウムで発表する予定です。