担当者が誤った計算式で算出 三川町で一部の固定資産税に課税ミス 1050人余りが対象
三川町は今年度徴収する固定資産税のうち一部の住宅地で課税額に誤りがあったと2日、発表しました。
町によりますと固定資産税額の計算に誤りがあったのは町内に宅地を所有する県内外に住む1056人です。このうち多く請求されたのは555人で、合わせて31万900円。少なく請求されたのは501人で、合わせて24万6200円だとしています。
また、課税額に変更はないものの、評価額や課税標準額に影響が出た人が76人いました。
町の町民課によりますと、ことし3月、3年に1度の評価替えにより今年度分の土地の単価を算出する際に、担当者が誤った計算式で算出し、また、確認する担当者も計算の誤りに気づかず、決裁していました。
町は3日付けで今回の経緯とおわびの文書を対象者に郵送するとしています。また、9月中旬をめどに正しい納税額を記した通知書を郵送し、すでに納付した人に対しては、返金などの調整を行います。