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民間企業が抱える課題解決に東北芸工大の学生が取り組む 車購入につながる企画を考案

2024年5月24日 17:45
民間企業が抱える課題解決に東北芸工大の学生が取り組む 車購入につながる企画を考案

民間企業が抱える課題の解決に学生たちが取り組む特別講義が24日から山形市の東北芸術工科大学で始まりました。

特別講義は、学生たちに課題解決の能力を身に付けてもらおうと、東北芸術工科大学と山形市のトヨタカローラ山形が企画し、これから7月にかけて15回実施されます。
初回は、美術科などの学生およそ200人が受講しました。
講師を務めたトヨタカローラ山形執行役員の本木宏雄輸入車両部長は、正規ディーラーの販売モデルとして「車を購入した顧客に対し丁寧なアフターサービスを続け次の車の買い替えまでつなげていく」などと解説しました。その上で少子高齢化で顧客の年齢層が高くなっていることに触れ、「20代の顧客を増やすことが課題になっている」と説明しました。

学生「自分が消費者の立場からどうすれば興味が湧くか考えてみて課題解決に取り組みたい。」
トヨタカローラ山形本木宏雄執行役員輸入車両部長「毎年やっているがびっくりするような発表をしてもらっている。いろんな提案をもらうのでイベントや販促企画に生かせればありがたい。」

学生たちは今後、グループごとに車の購入意欲を高めるポスターの作成や、来店につなげる企画案を練り、7月にプレゼンテーションを行う予定です。